新堂直正（しんどう なおまさ）

■３５歳。月花学園高等科の教頭。理事長の従弟で、西條家の人間であるエリート。
頑固で厳しい先生だと思っている生徒が多い。
妻がいたが、性格の不一致で離婚している。一人娘の綾乃と同居しており、何事も娘第一に考えている。
臨時教師として働いている飛燕を懐かしむが、どこか怪しい行動に人知れず疑問を持っている。

▼他との相違点/紅蓮編では教頭として、仕事熱心な学園長に感心していた。


新堂綾乃（しんどう あやの）

■月花学園初等科四年。新堂の娘で、父親が大好きな天真爛漫な少女。
隼人と瑠理とは実の兄弟のように仲が良い。容姿は母親似。

一之瀬守（いちのせ まもる）

■２３歳。１６４㎝、Ａ型、3月14日生まれ。
月花学園高等科で非常勤の美術教師をしている。
大人しく物腰柔らかな態度で、赴任して間もないが生徒・教員に人気がある。
だが弱気な性格から、なめられている部分も。失敗事が多いため謝ることが口癖になってしまっている。
木村勝の実弟。一之瀬は母方の旧姓である。

▼他との相違点/紅蓮編では２０歳。兄に憧れ教師を目指す美大生。

凪誠太郎（なぎ せいたろう）

■月花学園高等科一年。１５６㎝、Ｏ型、10月17日生まれ。
祖父は月花大学付属病院院長。
両親も共に医者で、自らも医療の仕事に憧れる医師一家である。
本人に悪気は一切ないのだが、子供っぽい言動が絶えず、周りに迷惑をかけがち。
独特の思考があり、飛燕が有名人であることや、恋愛対象についてもまったく気にしない。
家族が仕事のため皆忙しく、いつも孤独を感じている。

▼他との相違点/紅蓮編では中等科一年。鉄也を実の兄のように慕っている。

財前一馬（ざいぜん かずま）

■月花学園高等科三年生。１７５㎝、Ｂ型、7月9日生まれ。
ハリウッドでも活躍するほどの大御所俳優と女優の両親を持ち、甘やかされて育ったため我慢を知らない。
自己中心的な態度が目立つが、演技に対する気持ちは何よりも真剣で、将来の夢は俳優である。
本当は不仲であるのに、おしどり夫婦を演じている両親を見て育ってきたため、いつか捨てられるのではないかと感じている部分も。

▼他との相違点/紅蓮編では中等科三年。先輩である司をからかったり、妬ましく思う反面、本心では尊敬している。

ソフィア

■ロシア人工作員。主に情報収集と管理を任されている。
修介とは付き合いが長く、代理の支配人を務めるほど。修介とは違い、依頼は全て報酬金で決める。
自分が興味を示すものにしか動きを見せず、女王気質で時に男らしさすら感じる立ち振る舞いが目立つ。
幼い頃実の父に性的虐待を受け、母もドラッグに溺れ絶望していたところを修介に引き取られている。
自分を修介の娘だと言い張る。飛燕の産みの親。