柳義之（やなぎ よしゆき）

■２３歳。１６８㎝、Ｂ型、12月3日生まれ。
龍真組直系・武闘派で知られる柳組の構成員。蓮見とは幼なじみ。
素直で嘘がつけない性格だが、非常に短気で喧嘩っ早い。
大の男好き。頭は弱いが、その荒れた性格から汚れ仕事を任されることが多い。
兄の経営する闇金業者では性質の悪い滞納者の始末役にあてられている。
当初は修介を快く思っていなかったが、柳もまた工作員として活動するうち、絶対的な力の差に尊敬の念を抱くように。

蓮見恭一（はすみ きょういち）

■２３歳。１８７㎝、ＡＢ型、1月20日生まれ。
関東で最大規模を誇る広域指定暴力団、「龍真組」４代目組長の祖父を持つ。直系蓮見組の組員。
知性派を生かし、闇金で経理の仕事をしている。
ストイックで何事も冷静沈着にこなすが、一度キレると暴力的になり何をするかわからない。
感情をあまり表に出さないが、ごく一部の人間には厚い信頼を寄せる。
鷲尾と同じく、工作員として館に入り浸るようになる。

鷲尾怜仁（わしお れいじ）

■２６歳。１８２㎝、11月15日生まれ。
血の獄工作員。歪んだ正義感を持っており、日々進化し続けるその実力は未知数。
普段はどこにでもいる好青年の雰囲気だが、感情的になると狂人のように豹変する。
元バーテンダーで、現在も暇がある時は館内のバーを任されている。
兄と麗華の血を引き、素行の悪い客であった篠宮の部下・鷲尾夫婦が不妊に悩んでいることを利用される。
後に鷲尾夫婦は篠宮の依頼によって殺害され、亡き両親の仇を討とうと人生を捧げることになる。
復讐の過程で修介達と出会うが、その結末は己の血に裏切られることとなる。

▼他との相違点/混沌編では２９歳。飛燕の面倒を見る執事のような役割を持たされる。
輪廻では主人公、３２歳。消えたと思っていた復讐対象者が別にも存在することを知り、薄れていた焔が再び滾りだす。

青蓮院麗華（しょうれんいん れいか）

■１８歳。貴族の令嬢。
美しく聡明であったが気が強く、じゃじゃ馬娘と揶揄される。生まれつき読心能力を持つ。
名門・霧島家に嫁ぐはずだったが、祝言を前にして失踪。遂に見付からず、神隠しと騒がれた。
双子の父に拉致されており、双子を出産後、植物状態に陥ってしまう。

兄

■影島修介の双子の兄。本名は存在しない。
美しい母に依存し、母を堕落させた父を憎む。母を愛すがあまり異性の対象として見ている。
ただ一人の信頼できる肉親として弟を愛していたはずだが、裏切られ、自我が崩壊。弟に復讐を果たすことだけに人生を捧げるが、返り討ちに遭い殺害されてしまう。
元は家族を大切にしていた人間で、普段の態度も比較的穏やか。